reCAPTCHA有料化対策｜無料のTurnstileへ移行する方法【完全ガイド】

Google reCAPTCHAの有料化について

これまで多くのWordPressのコンタクトフォーム７（Contact Form 7）のスパム対策で利用されてきたGoogle reCAPTCHAですが、2024年後半から有料プラン化へ、一定以上のトラフィックがあるサイトでは従量課金制となりました。
Google reCAPTCHA現在の料金体系
・月間10,000件の無料枠を超えた場合に有料となります
複数のサイトを運営している場合や、お問い合わせフォームへのアクセスが多いサイトでは、思いのほか早く無料枠を超えてしまう可能性があります。特にContact Form 7を使用している企業サイトでは無料のTurnstileへ移行することをお勧めします。
また現在、WordPressのコンタクトフォーム７（CF7）を使用してお問い合わせフォームを設置しているけれどスパム対策をなにもしていない方にも無料のTurnstileは、お勧めです。安全なサイトの運営にはスパム対策は必須です。

無料のスパム対策「Cloudflare Turnstile」とは

Google reCAPTCHA有料化に伴い、そこで注目されているのが、Cloudflareが提供する無料のスパム対策「Turnstile」 です。

Turnstileの主な特徴

1. 完全無料

・無制限のリクエスト処理が可能
・追加料金や隠れたコストは一切なし

2. 優れたユーザーエクスペリエンス

・多くの場合、ユーザーは何もする必要がない
・画像選択やパズル解決などの煩わしい作業が不要
・ワンクリックまたは自動検証

3. 高いセキュリティ性能

・機械学習とブラウザの動作分析によるボット検出
・継続的なセキュリティアップデート

4. 簡単な実装

・現在使用しているCF7（コンタクトフォーム７）に設置可能
・Googleアカウントがあれば実装が直ぐにできます

Google reCAPTCHAから移行する場合は、完全無料でユーザー体験に優れた次世代のスパム対策「Turnstile」が最適な選択肢です。

『 Turnstile』への移行・導入方法

Cloudflare Turnstile公式ページ へアクセス
Cloudflareアカウントを作成（無料）
Cloudflareにログインします。Googleアカウントがあればすぐにアカウント作成ができます。

Cloudflareダッシュボードから「Turnstile」を選択し、Addwidgetをクリックします。

サイト名を記載し、下にある　Add Hostnamesをクリックします。

ドメインを記載し、Addをクリックしドメインを追加します。

最後にCreateをクリックします。
公開キーと秘密キーが発行されるので、それをコピーしてください。
消えてしまっても、後から確認できるので大丈夫です。

WordPressでの導入

コンタクトフォームのインテグレーションを、Turnstileのセットアップを選択します。
※コンタクトフォーム７やWordPressのバージョンが古いとこの項目がない場合があります。その際には、別途「Simple Cloudflare Turnstile」などのプラグインの導入が必要です。

先ほど、Cloudflareで取得したサイトキーとシークレットキーを設定を貼り付けます。

現在使用しているお問合せフォームに全て編集し、[turnstile]を記載します。

[turnstile]を記載しないと上のほうに表示されたり、意図しない位置に表示されます。

設定が完了すると、無事にお問い合わせフォームに設置されています。これで導入は完了です。

WordPressスポット保守サポートプランでTurnstile導入完全サポート

「自分で設定するのは不安…」「reCAPTCHAの従量課金、有料コストが心配だけどどうしたらいいかわからない」「導入したいけれど、お問い合わせフォームやサイトが多い」などお困りの方には、WordPressスポット保守サポートでTurnstile導入をサポート代行します。

• reCAPTCHAからの移行作業代行
• Turnstileの設置と動作確認
• Contact Form 7のTurnstileの位置カスタマイズ調整

これにより、スパム対策を強化しつつ、スパム対策のコストを心配することなくサイトの運用を安全におこなうことができます。
reCAPTCHAからの移行、Turnstile導入、コンタクトフォーム７のスパム対策などでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。